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本日腐食の日

本日は腐食作業の日。

私は2種類の腐食液を使っています。
「塩化第二鉄」「硝酸」
「塩化第二鉄」は比較的安全な腐食液で使いやすくスクールでも使用しています。
「硝酸」は身体に悪いガスが発生する危険な腐食液です。皮膚も溶けます。

私の経験上でのお話ですが
「塩化第二鉄」はエッチングの線が比較的くっきり出る特徴があります。
「硝酸」はエッチングの線がやわらかく出ます。画面のトーンも出やすい特徴が。
画面をどうしたいかによって使い分けています。

今回一回目の腐食は「硝酸」で。


腐食中
↑腐食スタート。


硝酸を張ったバットに銅版を入れます。
「綺麗な青」
いやいやこの鮮やかな色に騙されてはいけません。
危険な液体です。
皮膚に付かないように慎重に…。
皮膚に付くと皮膚が溶けて黄色に変色。さらに皮が剥けます…。
服に付いたら同じく変色。酷い時は穴が。
黒の服は赤に変色。ジーンズは色が抜け薄くなります。
腐食をする時はお気に入りの服、絶対着れません!

時間を計りながら腐食させてゆきます。
銅版の表面に注目していると…。


腐食中の泡
↑泡が出てきました。


泡が発生しています。
これこそが身体に有害なガス。
腐食が進んでいる証拠でもあります。


泡取り作業
↑泡を取ります。


出てきた泡粒を柔らかい筆で優しく取り除いてゆきます。
いつもは「鳥の羽」を使うのですが、本日は切らしていたので筆で代用。
この泡を取り除かないと腐食が上手く進みません。
とても大切な作業です。

本日の腐食時間は30分。
作品によっては10分や1時間の時も。
付きっきりなので意外に体力勝負なのです。

腐食も無事終了。
さてさてどうなったのかはまた明日ご報告しますね。


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2009-02-05 : *銅版画制作 : コメント : 2 : トラックバック : 0
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非公開コメント

やっぱり
ああ、やっぱり硝酸を使われてるんですね。
私は扱い易さから塩化第二鉄を使ってます。
昔ながらの作家さんはやっぱり硝酸の方が版の出来がいいと使われてますよね。
学生時代に一度だけ銅版画の授業があって、その時は硝酸を使ったんですけどマスクしてやっぱり外でやってました。
場所があれば試してみたいんですけど・・・。

でもほんと換気とか気をつけてくださいね。
グランド落とす際ホワイトガソリンを使われてるのでしょうか?
以前、換気を十分にしないでいたら、うちのインコがゲーゲー吐いて、犬もグッタリしちゃったことありました^^;アホですね・・・
2009-02-06 10:10 : ぼんじょる URL : 編集
硝酸好きです。
学生の時からずっと硝酸を使っていまして。
二鉄も使っているのですがやはり硝酸のほうが私にとって良い腐食ができます。

でもやはり危険ですよね。
学生の頃体調がすぐれない時に硝酸で腐食を行った所
一週間くらい蕁麻疹が止まらなくなった事があります。

動物にも悪影響なのですね…。
インコちゃんと犬さん大丈夫でしたか?
うちの蛙達も大丈夫かな?
2009-02-07 09:59 : gyofu URL : 編集
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プロフィール

sato mai

Author:sato mai
銅版画作家です。
主にエッチングで制作をしています。
銅版画制作を中心に
その他
美術に関わるお仕事を色々しています。
日々【表現すること】を模索中。

車の運転・食べること・温泉大好き。
蕎麦大好き・珈琲好き・写真好き。
お酒は白ワインと梅酒(たまにビール)
常に音楽を聴きながら制作。
シンプルな物と
ギャップがあるものに惹かれる。

愛しの蛙と生活中。


サイト内の画像・文章は著作権法に基づきます。
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