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ぴぃちゃん

ぐぅぐぅ…ごろごろ…
↑「ぐぅぐぅ…ごろごろ…」


ん?何だにゃ?
↑「ん?何だにゃ?」


我が家の愛猫ぴぃ。

私が高校生の頃。あれは部活の帰り道。
小さな小さな子猫を道端で発見した。
手のひらに乗るサイズでぶるぶる震えていた…今にも死にそう。
自転車のカゴに乗せ、迷うことなく家に連れて帰ったっけ。

その頃家には去年亡くなった愛猫たまちゃんがいて
飼うのを迷った家族であったが、ぴぃは本当に人懐っこい猫で。
皆見捨てる事が出来なかった。ぴぃは家族の一員となった。





今年の夏、ぴぃに悪性リンパ腫が見つかった。
手術で取る事も出来ない。末期だった…。
「もう助からない」
と分かっていたが少しでも長く…という想いは家族皆一緒。
交代で獣医に連れて行ったり、お薬を飲ませたり。看病の日が続いた。


獣医さんの帰り、車の中でゲージから脱走「早くお家に帰るにゃ~」
↑獣医さんの帰り、車の中でゲージから脱走「早くお家に帰るにゃ~」


「ブラッシングが大好きにゃ~ごろごろ…」
↑「ブラッシングが大好きにゃ~ごろごろ…」


「やっぱりロックにゃ!テクノもいけるにゃ!」
↑「やっぱりロックにゃ!テクノもいけるにゃ!」


ぴぃはだんだん痩せて小さくなっていったけれども
いつもごろごろ喉を鳴らしていた。

餌を自分では食べられなくなったけれども
父が作った流動食で命を繋いだ。

もう助からないと分かっていたけれども
ぴぃが元気な日は家族で喜んだ。





11月24日。
ぴぃは朝から元気がなかった。
目は虚ろで呼吸も荒い。…皆覚悟した。
父と弟がぴぃに挨拶をし、それぞれ家を出た。
母も朝から用事があり私が車で送る事になっていた。
9時ちょっと前に家を出て母を目的地で降ろし急いで家に戻った。
20分ぐらいの外出だった。

家に戻るとぴぃが苦しそうにうずくまっていた。
私が近づくと、立ちあがって…よろよろ。
壁にぶつかってそのまま倒れた。

慌てて抱きかかえ
「ぴぃ!ぴぃ!」
と何度も呼んだ。

私の膝の上で呼吸が小さくなって行くのを感じた。
私の胸の中で心臓が動かなくなって行くのを感じた。
私はこの時「死」という物を初めて全身で感じた。
身体が震えた。涙がぼたぼたとこぼれ落ちた。

「あぁ…良く頑張ったね…」
「もう病気で苦しまなくていいんだよ…」
「愛しているよ…ぴぃ…」

まるで私が帰って来るのを待っていたかのように
9時20分ぴぃはお空に旅立った。





母が戻り号泣。
父が戻り号泣。
弟が戻り号泣。
私号泣。

でもぴぃの思い出はいたる所に。
でもぴぃの思い出は永遠に。
ぴぃはいつも、いつまでも、家族の心の中に。





いたずらっこでひょうきん者。
寂しがり屋で甘えん坊。
鳥肉大好き。
狩りで取ってきた物はコンビニのおにぎり。
鼻のブチがトレードマーク。
水よりお湯が好き。
父のスリッパで爪を研ぐ。
熟睡するとお腹丸出し。
猫のくせに「わんっ!」と鳴く。



ぴぃ。



良く頑張ったね。本当に良く頑張った。
家族に沢山のものを残してくれて有難う。
家族全員おまえを忘れないよ。絶対忘れないよ。


ぴぃ有難う


大好きだよ。


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2010-11-25 : *日常のアレ : コメント : 2 : トラックバック : 0
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非公開コメント

No title
ぴいちゃんは天国に行っちゃったんですね。真衣ちゃんのブログを読みながら私も涙しました。よっちゃんとかずちゃんからぴいちゃんの事は聞いていました。よく頑張ったんだね。とても悲しいねーペットを失うことは。。。。経験している人だけしか分からない悲しみですね。私、カービー(犬)を失った後にウツを経験しました。皆さんお互いに励ましあって悲しみを乗り越えてください。それがぴいちゃんにとっての供養になるかもしれません。
2010-12-02 12:49 : シアトルのおばちゃん URL : 編集
シアトルのおば様へ。
>シアトルのおば様


お返事大分遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
ぴぃは我が家のアイドル。未だにいなくなってしまったのが信じられません。
カービーちゃんや、たまちゃん、ぴぃ。天国で元気に走り回っていればいいな。
などと考えます。
ぴぃの死は
「命」「生きている事」「死」
について考えさせられる深い出来事となりました。

話は変わりますが先日はお会いできて嬉しかったです!
また家族が集まり、沢山お話出来る日を楽しみにしております。
2011-02-22 11:32 : sato mai URL : 編集
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プロフィール

sato mai

Author:sato mai
銅版画作家です。
主にエッチングで制作をしています。
銅版画制作を中心に
その他
美術に関わるお仕事を色々しています。
日々【表現すること】を模索中。

車の運転・食べること・温泉大好き。
蕎麦大好き・珈琲好き・写真好き。
お酒は白ワインと梅酒(たまにビール)
常に音楽を聴きながら制作。
シンプルな物と
ギャップがあるものに惹かれる。

愛しの蛙と生活中。


サイト内の画像・文章は著作権法に基づきます。
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