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兄蔵

satoがまだ大学4年生だった頃。卒展の東京選抜展で冬の東京を訪れた。
今から6年前の出来事である。

その頃東京なんてめったに行った事のない田舎っ子だった私。
クモの巣の様に張り巡らされた電車や、淡々と行き交う人込み。
東京はとっても輝いて魅力的だったけど、何処か怖いという印象もあった。

選抜展も終わり新宿のある場所で、帰りの夜行バスを待っていた。
夜の新宿は怖くて…早くバスの時間が来ないかと不安に思っていた時
雑踏の中からふと聞こえてくる音楽があった。
最初は耳に入ってくるだけだったが、次第にその音楽は私を惹きつけた。
気になってその場に行ってみると、1人の男性がベースギターを演奏していた。
それが「兄蔵」との出会い。

ベースを弾く神の様な手の動きと何処か切ない曲達の虜になった。
彼の姿と夜の新宿と曲と冬と私の心がリンクした。
路上ライブも終わり、思わずCDを購入した。
このままこの曲達が聴けなくなるのが嫌だったから。
とくに「凪~nagui~」という曲が好きで、その後も制作の時に良く聴いていた。
切ない曲。でも何処か懐かしく暖かい曲。孤独な曲。涙が出る曲。
そして「凪~nagui~」 は私の思い出の曲になった。



********



それからに2年後。大学院2年の卒業の頃。
今度は初個展でまた冬の東京を訪れていた。
2年前と同じように新宿で夜行バスを待つ。
新宿に向かう途中「もしかしたら兄蔵さんがいるかもしれない」と少し思った。
新宿に着くとあの場所に兄蔵さんはいた。
2年前と同じようにベースを1人奏でていた。偶然の再会は嬉しかった。
思い切って「是非、凪~nagui~を弾いてください。好きなんです!」と話しかけてみた。
兄蔵さんは快く引き受けてくれ「凪~nagui~」 を演奏してくれた。涙が出た。



********



その後大学を卒業して東京を訪れる機会も増えたが
その後、兄蔵さんと会える事はなく時間が過ぎた。手元のCDは宝物になった。
制作で苦しい時「凪~nagui~」を聴いてよく泣いた。



********



そして先日、ネット上で兄蔵さんと再会した。
私の事を覚えていて下さった事がとてもとても嬉しかった。
思い出の新宿のあの場所と、あの頃の想いが走馬灯のように頭の中を駆け巡る。
学生だった頃の想い。凪を聴いて想った沢山の事。初個展の頃の想い。
また兄蔵さんの生演奏が聴きたい。いや聴きに行こう。
そうしたらまた「凪~nagui~」リクエストするんだ!
兄蔵さん。沢山の感動を有難う。そしてこれからもずっとファンです。



********



公式HP 【ANI-ZOO'S WORLD 兄蔵】

blog 【兄蔵のひそかな抵抗】

YouTube 【凪~nagui~】

↑「兄蔵」の関連WEBはこちらから




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2010-02-20 : *お気に入りのアレ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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プロフィール

sato mai

Author:sato mai
銅版画作家です。
主にエッチングで制作をしています。
銅版画制作を中心に
その他
美術に関わるお仕事を色々しています。
日々【表現すること】を模索中。

車の運転・食べること・温泉大好き。
蕎麦大好き・珈琲好き・写真好き。
お酒は白ワインと梅酒(たまにビール)
常に音楽を聴きながら制作。
シンプルな物と
ギャップがあるものに惹かれる。

愛しの蛙と生活中。


サイト内の画像・文章は著作権法に基づきます。
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